農業の世界には、こだわりと情熱が詰まった一つの野菜、一つの果物があります。
今回のインタビューでは、長年にわたってトマト栽培に情熱を注いできた「ヨダファーム」の代表者にお話を伺いました。トマトへの愛情と、消費者に届けるまでの過程で大切にしている思いについて深く掘り下げました。トマトに対するこだわりや栽培方法、そして彼らが提供する商品について語られた内容は、農業に対する新たな視点を与えてくれるでしょう。
ヨダファームこだわりのトマトを一番美味しい形で食す
MONODUKURI(以下MD):
早速ですが、ヨダファームさんのトマトにはどのような特徴があり、おすすめの食べ方などありますか?
ヨダファーム功刀:
私たちのトマトの最大の特徴は、甘みと酸味のバランスですね。これが一番心地よく感じられるように育てています。ー番は、届いた瞬間にそのまま丸かじりしていただきたいですね。収穫した翌日に届く新鮮さを感じていただけると思います。
MD:スーパーで買ったトマトを丸かじりしたことはないので、新鮮なトマトならではの食べ方ですね。
ヨダファーム功刀:そうですね。田舎に行ったときのような新鮮さを感じていただけるはずです。
トマトをスーパーではなく、通販でも農家から買った方がいい理由とは?
MD:ぶっちゃけ私トマトを通販で購入したことがありません!!功刀さんのところからトマト購入するメリットってどんなところにあるんですか?
ヨダファーム功刀:やはり鮮度です。収穫してから翌日、遅くても翌々日にはお手元に届くので、スーパーよりも新鮮さを感じていただけると思います。
MD:スーパーのトマトがすぐに届くイメージがありましたが、ヨダファームさんから直接購入する方が新鮮なんですね。
ヨダファーム功刀:そうなんです。スーパーでは、青い段階で収穫し、時間をかけて赤くなるように調整されることが多いです。でも、私たちから直接ご購入いただくと、その時間が短縮され、新鮮な状態でお届けできるんです。
MD:なるほど、レビューで「新鮮でおいしい」と評判だったのも納得です。オンラインでトマトを購入する際に高級なイメージがあります(笑)ヨダファームさんのトマトはどのくらいの価格のトマトなんですか?
ヨダファーム功刀:確かに、スーパーで買うものより少し高めの価格設定になっていますが、その理由は量産を目指していないことにあります。家族全員が目を行き届かせて育てているので、その分手間がかかっているんです。お客様の中には毎週定期的に購入される方もいらっしゃいます。
言葉だけでない本当のこだわりとお得なトマトの買い方
(B品のハート型トマト)
ヨダファーム功刀:私たちは、トマトが自然に近い環境で育つことを大切にしています。特に最近の異常気象では、ハウス内の温度を下げるために水を撒いたり、水やりの量を調整したりしています。トマトが元気で美味しく育つように、常に最善を尽くしています。
MD:トマトの栽培には、こんなに細やかな気遣いが必要なんですね。
ヨダファーム功刀:はい。大量生産とは違って、私たちのような小規模な農家だからこそできることがたくさんあります。それが私たちの強みであり、価値だと感じています。
MD:そのこだわりを聞いて、トマトが食べたくなりました。ちなみに、A品とB品を販売されていますが、どのように使い分けるのが良いのでしょうか?
ヨダファーム功刀:実は、味は全く変わらないんです。ただ、B品は見た目が少し劣るだけで、大量に使う料理には最適です。煮込み料理やソースなどに使っていただければ、きっと満足していただけると思います。
MD:なるほど、大量にトマトを使う場合にはB品がおすすめですね。
ヨダファーム功刀:そうですね。特に、カレーに水の代わりにトマトを使うと、とても美味しいですよ。すごい贅沢ですが(笑)ぜひ余っちゃうなって時はカレーに入れると本当に美味しいのでぜひお試しいただければと思います!
MD:それは面白いですね。ぜひ試してみます。
ヨダファームのこだわりのトマトを使用したスペシャルな調味料
MD:トマト以外の製品も出されてますよね。
ヨダファーム功刀:はい、瓶製品でトマトケチャップやBBQソースなど販売をしております。瓶製品で私たちのトマトを一瓶10個使ったトマトケチャップやBBQソースなど販売をしております。実はトマトって結構廃棄されちゃうんですよね。7tくらいの量のトマトが毎年廃棄されちゃうんです。
MD:え、、、そんなにですか?
ヨダファーム功刀:それを廃棄しちゃってるっていう現実があって、それってやっぱ良くないよねとうことで考えた結果、色々うまく組み合わせて作ったものがこちらの瓶製品になります。
MD:そんな開発背景があったんですね。功刀さんの中で特におすすめってありますか?
ヨダファーム功刀:私的には「ケチャップ」が特におすすめです。通常のケチャップとは言わせないぞ!というこだわりのケチャップを開発しました。砂糖を一切使わず、ビネガーの風味を存分に活かしたケチャップになってます。冷たければ、サラダのドレッシングとしても使えます。
この特別なケチャップの原料は実は山梨県産なんです。ワイン用のブドウが豊富な同地で造られた良質なワインビネガーや、老舗の日本酒蔵から調達した素材を使っています。全てがこだわりにこだわったケチャップですね。
MD:ケチャップの話を聞いていればフライドポテトが食べたくなりました。実費で購入させてください。(笑)
トマトをギフトとして利用するオプションを
MD:ギフトってすごく迷っちゃうんですよね。特に親へ感謝へ表すような時は何を送ればいいか迷って結局送らないっていうケースもよく個人的にはあります(笑)
ヨダファーム功刀:実はギフトとしても人気があり、母の日や父の日に贈る方も増えています。ギフト用におしゃれな包装もしていますので、その辺りも喜ばれていてレビューにも母の日に喜んでいただいたというありがたいメッセージが届いています。
MD:ギフトとしてトマトを贈るのも素敵ですね。親へのプレゼントにぴったりだと思います。
ヨダファーム功刀:そうですね。自然なものが好きな方への贈り物として、自信を持っておすすめします。
MD:ありがとうございました。トマトの魅力がたっぷりと伝わるお話でした。
〜インタビューを終えて〜
インタビューを通じて、ヨダファームのトマトに対する情熱とこだわりを強く感じました。その細やかな栽培方法や鮮度へのこだわり、そして何よりも「おいしさ」を追求する姿勢は、多くの方々に支持される理由がわかりました。トマト一つひとつに込められた愛情と誠意が、味わった瞬間に感じれ、私も親へのギフトにトマトを送ってみようと思います!